不確定な未来の選択に人間の意志を反映できる可能性がある世界・・・

http://www.asahi-net.or.jp/~ZS2T-IKHR/article/quantum1.htmにていろいろノエインの世界観等について書かれています。
量子力学の知識は乏しいので、なるほどそうなのか、と何とか理解できました。


その中で面白いなぁと思った事でも。


古典力学によって、未来は予想できる。でも・・・
マクスウェルの方程式やニュートン力学によってどういう行動をすればどうなるのかが、予想できるとのこと。
確かに、現象がどうなるかはこの古典力学によってほぼ完全に予測が可能とのこと。
これだけ聞くと、じゃあ未来は確定事項なのかなって思えてきますね。
(ちなみに私の考えは未来も過去も1通りの世界しかないと考えています、つまり並行世界を否定しています)
つまり、ありえねーわけですね(笑)
だからといって人間のとる行動などは予想できないですよね?
(できたら野球やサッカーは成り立ちません。)
脳の思考を先読みすることができないからです。
これを解決できるかもしれない物理法則が量子力学にあるかもしれない、とのことです。
あくまでも可能性で。
現在の物理学では不確定性を考えられるのが量子力学にしかないからだそうです。
ノエインでは上のタイトルの世界における未来をこの量子力学に絡ませて創られています。
ちなみに・・・
この方面の専門家のペンローズという方が、人間と同じ感情を持つ人工知能を作れないという証明?をされているそうです。

シュレーディンガーの猫からなる並列世界
この作品はシュレーディンガーの猫を例にして並行世界が存在する可能性があることを説明しています。
この考え方を並行宇宙論多世界解釈)考え方をと呼ぶそうですね。
ここが自分との考えの異なるところですね。
もしこういった世界が存在したとしても、互いの世界を認識・干渉できないのであれば、それはないことと同義だと思うからです。
この並列世界を行き来するために、人体を電子化する。
ただしそのために、違う時空では、存在を確定することができずに、なんか変なロープ?とつながっていないと消失してしまうという設定になってます。
ここら辺のアイデアは面白いなぁと思いますね。
2つ以上の状態が確率的にどちらもありえる不確定状態の場合、複数の波動関数の「重ね合わせ」についても扱われています。
ここら辺がクライマックスに扱われるわけですが、ぶっちゃけ訳わかりません。


これ以上にいろいろ書いてあったけど、理解するには時間が必要だな。
一度、わかりやすい参考書を買って読んでみたいと思います。
これを理解すれば、今個人的に悩んでいる『人間の認識している宇宙は一体何なのか?(3次元までしか認識できないと思われる人間がなぜ宇宙を認識できるのか)』について少しはわかるのかもしれないです。


今日の独り言
「どうでもいいけど、この作品は間違いなくアトリが主人公だよな。
 あんだけ悪役面しているのに・・・」