読書感想「DDD1-1」

今年最高の作品ではないかと思っていた「DDD1」をやっとこさ読み終わりました。
1月中に読み終える予定が2ヶ月も遅れてしまった・・・まあ忙しかったし、仕方ないかな。
基本、バイトの休憩時でしか読まないしなぁ。

空の境界」のときでも思ったが、内容が理解しづらい・・・
ので、各話ごとに内容をまとめられる限りまとめてみようと思います。

よって内容について書かれているところがあるので、知りたくない人はお気をつけてください。

DDD 1 (講談社BOX)

DDD 1 (講談社BOX)


第一話「JtheE」
今回、タイトルの意味がよくわかりません。
このJとEの意味がまったく・・・
EはeatのEかな?でもじゃあJは・・・ちんぷんかんぷんです。

内容は序盤、この作品のテーマであるアゴニスト異常症、通称”悪魔憑き”とはどういったものかについて説明し、その症状の例として木崎家の事件とユキオの事件についてかかれている。
ユキオの件については大体理解できたのだが、木崎家の事件については未だ謎です。
なぜに首が180度回った・・・のに生きているの?
あの回想は所在のことだよね?どうやったら助かったの?
この話で印象深いのは暴食を行うツラヌイかな。
「ブタになれ」から「いっそクジラになれ」にまで進化した所在の心の叫びが面白かった。
まあ、隣で女の子がそこまで暴食されてはわかる気もしますなぁ。
個人的に大ファンであるトマトさんがこの話ではあまり活躍しないので残念ですが、どういった流れの話かは大体つかめると思います。

ユキオと戦った?時の所在の言葉「悪魔と神さまってのは、もう絶望的なまでに別物なの。悪魔は無能なんで人間に関わるんだが、神さまは人間のことなんてどうでもいいんだ。信仰心なんてものに興味はないし、人間がどう楽しむかどう苦しむなんてコトにも関心は無い。・・・・・・神さまの言い分なんて、昔っから一つしかない。・・・・・・”うざいから、私には関わるな”」っていう台詞にふむふむと納得してしまいました。
神が人間を見守っているという考えは自分には無いので、「そりゃそうだよなぁ」って感じです。
もし全知全能な生き物がいるならば、何事にも関心は持たないのでしょうね。
全て出来てしまうし、理解してしまえるのだから。

前回の作品でも感じたけど、一通り読み終えても部分的に理解できない箇所が出来てしまう書き方をしてるので、まだ完全に掌握できません。
時系列をいじって書く書き方は結構スキだけど。
あとオチが乙一にちょっと似てるような気もしなくもないかもしれないかな。(?)