日本U-22代表 対シリア戦

先日どうにか卒業式を終えました。
なんだかんやで結局、電車でした仮眠30分程度を除くと約36時間ほど起きていたことになります。
次回は48時間を目指そうと思います。


本題にはいりますが、今日U-22代表のシリア戦ですが、このシリアは以前U-22イタリア代表に勝つなど実力はかなりあるチームで、今の日本の実態を知るにはとてもいい環境だといえるでしょう。
さて、その内容なのですが、今日は今までの予選の中で最もやりたいサッカーが出来たといえるでしょう。
連動性が随所に見られ、選手とボールが非常によく動いていました。
でも、全てがうまくいったわけではなく、試合開始時の守備などで誰が誰をマークするかといったところでずれが生じて途中フリーの選手がでてしまうといったことがありました。
ほかにも2点のリード後、特に後半開始時は動きが鈍ったり、最後の部分での精度に欠けるなど、今後の課題も見えました。


さて、個人的にかなりの期待を寄せている日本”未来の希望”家長ですが、今日はトップ下に入り、フィールド上を自由に駆け巡ることによって数的有利を作ったり、ボールを落ち着かせるなど大活躍だったと思います。
ただ、今日一番反省しなければならない選手の一人でもあるでしょう。それは後半の決定機、無人のゴールにただボールを入れるだけのシーンでふかしてしまったことです。
こういった決定的なチャンスは必ず入れなければいけません。そういった点では今日の平山は合格ラインであるでしょう。2点目はともかく、3点目はプレスのかかる中、1対1で確実にゴールできたことは今後いい方向につながってくれると思います。


この試合での個人的MVPは本田拓也ですね。前半ロスタイムに見せたタックルもそうですが、シリアの攻撃の目をことごとく潰して、先取点を決めた後は比較的ピンチを迎えることを阻み続けました。
最終ラインとのバランスもよく、そのおかげで青山や水本が積極的に攻撃参加が出来ました。
オシムが言うような海外での一流DF(例えばジョン・テリーのような)による攻撃にも参加する選手として機能できたのです。今後の彼の活躍が楽しみですね。


さて、次戦はアウェーでのシリア戦ですが、このようなサッカーがアウェーでも出来るようであれば更なるステップアップが出来ることでしょう。