変わっていくことへの怖れ 〜分岐点〜・・・
あーあ、終わった・・・
- 作者: 天野こずえ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2008/03/10
- メディア: コミック
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ついにARIAも最終回を迎えました。
めっちゃネタバレが某掲示板等でだだもれてたけど、個人的にはまとまっていたと思います。
このいつもココロの奥の何かに訴えかけてくる作品ですが、今回は本当にぐさりと来ました。
今までの自分が悩み続けてきて、今後も悩まされるであろうテーマ「日々の変化」・・・
ありきたりな毎日が突如として変わってしまうこと
新たな明日を望んでいる自分
昨日までの日々を楽しんでいた自分
どちらの自分も正直な自分だけど、どちらも失いたくはないのも事実
この葛藤が就職活動に本気になれない大きな要因な気がします。
”今日”が過去になる不安ってどうしたらいいんだろう?
どうがんばっても”明日”は来る。
今まではその”明日”は”今日”とおんなじだったのに、突然違う世界になってしまう瞬間・・・
”今”をどれだけ大事にしていても必ず”未来”はやってくる。
その”変化”を自分は恐れているんだろうなぁ。
「もう二度と会えなくなるわけではないはずなのに、変わっていくことがどうしようもなく不安で怖かった
たぶん、私はこの大切な時間と居場所がずっと変わらずに続いていくんだって心のどこかであたりまえのように思っていたんです
だから、それが変わってしまうのが怖くて立ち止まろうとしていました
一緒に歩いているときは、みんな同じ道を歩いているように感じます
だけど、本当は違う
みんな、それぞれ違う自分だけの道を歩いているんです
その道は始まりも違えば終わりも違う
けっして同じではない自分だけのそれぞれの道
でも私は、その道を立ち止まることなく歩き続けてきたからみんなに出逢うことができました
」
「あの頃の楽しさに囚われて、今の楽しさが見えなくなっちゃもったいないもんね
あの頃は楽しかったじゃなくて、あの頃も楽しかった・・・よね
きっと本当に楽しいことって、比べるものじゃないよね
今―――楽しいと思えることは今が一番楽しめるのよ
だから、いずれは変わっていく今を この素敵な時間を大切に、ね
」*1
確かに今まで自分は過去に満足して未来を見てこなかった、怖がっていた気がする。
これから来る未来を見据えて、前を見ながら進まなければいけない時期かもしれない。
本気で将来を考えてみよう。
そして、今の一瞬をもっともっと大切にしていこう。
そう、思う。
って感じました。
本当にこれから自分を見つめなおして、前を見つめながら、時折振り返って一歩一歩を大切に歩んでいくようにしようと思いました。
天野先生、どうもおつかれさまでした。
次回作も期待しております。
今日の独り言
「HAPPY BIRTHDAY DEEN!!これからも素敵な曲を歌い続けてください!!祝15周年」