秋保・松島一人旅 初日・・・

宿泊した旅館ではネットが使えるはずだったのに2箇所とも使えなかったため、当日更新できなかった・・・


とりあえず前回書いた通り、ほとんど寝てなかったから仙台までの8時間半のうち、半分は寝てました。
電車の乗り継ぎは以下の通り
05:41発 平塚
06:38着 
06:42発 新橋
06:53着 
07:00発 上野
08:42着 
08:45発 宇都宮
09:35着 
09:39発 黒磯
10:40着 
11:06発 郡山
11:54着
12:00発 福島
12:33着
12:36発 白石
13:25着 仙台


ハードでしょ!?
ここで活躍したのがDSのマリオカートと理系ミステリィすべてがFになる」。
ほとんどこの2つで乗り切りました。
すべてがFになる」については後述にて感想を。


駅としては郡山が綺麗だったな。


仙台ではもうじき七夕祭りということもあってもうすでに飾り付けがされてるところも。

おなかがすいたので、牛タンを食しに。
ここらで有名らしい利久へ行きました。
ミニ牛タン&ミニシチューのランチをチョイス。

牛タンって固いイメージがあったけど、ここのは非常にやわらかくて味がしっかりしていた。
ただ、個人的にテールスープは余りあわないかも・・・
もしこちらへ着たら食べて見てください。


食後はバスでメインの秋保大滝へ!!
ただ、バスで90分ほどかかったので、ここでもDSしてました。
携帯ゲームって結構有効活用できるなぁ・・・
とりあえず野球つくで世界一になっちゃったよ。


到着後は滝つぼに下りて滝を見上げました。

高さ約55Mの大滝は見ごたえ十分!!
すごい水量で、マイナスイオン全開って感じ!!
きっもちいい〜〜〜!!!
ただ、若干小雨が降っていたため、ちょっぴり寒い&足場がぬれてて危険。
少し足を滑らせてすりむいちまったぜ。
ただ、バスの時間が2時間に一本。
旅館までバスで20分強・・・
次のが来るまであと1時間半・・・
くっそ〜と思って歩いてやりましたさ。
そして5㌔ほど歩いて諦めましたさ。
ちょうど心が折れた場所で違う路線のバスが来たので、それで旅館まで。
まじで助かった。



バスで秋保温泉街に着いたのち、夕食を先に食べようと筑波という食事処へ。
こちらにて天重をいただきました。

ししとう、えび、あなご、しいたけ、なす、おくらなどなど・・・
こんなに色々乗っててお値段735円は安い!!
しかもそこのおばちゃんがすげぇいい感じの方で煮物をおまけしてもらったです。
味もおいしくて秋保にきたら是非こちらに寄ってもらいたいですね。
絶品です。
他にもそばやうどんといったこちらの名物もあるので。
その後、岩沼屋という旅館にてゆったりと温泉を楽しみました。

やっぱ地震の関係かお客が少なく感じました。
温泉も自分が入ったときは誰もいず、結局貸切状態。
露天風呂にてのんびりくつろげました。
いままでいろいろ温泉地巡ったけど、個人的No.1かも。
すっげぇきもちよかった。
入浴後は館内でやってるラーメンを食べちまいました。

味的には普通なんだけど、岩のりがのっていると結構豪華に感じてしまうのはなぜだろう・・・
その後、駅前で買った「ラストイニング」を読んで就寝。
個人的にルーキーズを実写化するよりはラストイニングを実写化したほうが野球ファンが増えるのでは?
個人的野球漫画No.1ですね。リアル、というかシビアで納得させられます。
まあそんな感じの初日でありました。



読書感想「すべてがFになる - Wikipedia
理系ミステリィとして注目されている森博嗣の代表作。
いまだとスカイ・クロラの原作者として注目を浴びてます。
簡単に説明すると完全密室内にて起こった不可解な殺人事件に出くわした犀川先生と女子学生の萌絵が挑む本格ミステリィらしい。
まずこれを読んで思ったこと。
“四季”って名前はよくあるのかな?
遠野家くらいしかつけないのかとおもたよー。

“理系”が付くだけあって内容にはコンピュータの用語やらがちょくちょく出てきます。
小説で初めてフェールセーフという単語を見たよ。
タイトルにもなってる“すべてがFになる”という意味を理解したときにはちょっとしびれた。
解説途中で理解できて、なるほろって感じになりやした。
あとは10進数の中では“7”だけが孤独である、という話。
なぜかと思った方は1〜10までの数字を2組に分けてそれぞれを掛け合わせたものが等しくなるかどうか調べてみてください(理由が肝心)
16進数だと“B”と“D”が孤独になります。
他にも165×3367はいくつ?とか、33667×2331はいくつ?とか
これは暗算出来ねぇよ・・・


この作品も名言が多いねぇ。
お気に入りをいくつか抜粋。
犀「思い出と記憶って、どこが違うか知ってる?」
犀「思い出は全部記憶しているけどね、記憶は全部思い出せないんだ」


萌「先生……、現実って何でしょう?」
犀「現実とは何か、と考える瞬間だけ、人間の思考に現れる幻想だ」「普段はそんなものは存在しない」


四「生きていることは、それ自体が、病気なのです。病気が治ったときに、生命も消えるのです。そう、たとえばね、先生。眠りたいって思うでしょう?眠ることの心地よさって不思議です。何故、私たちの意識は、意識を失うことを望むのでしょう?意識がなくなることが、正常だからではないですか?眠っているのを起こされるのって不快ではありませんか?覚醒は本能的に不快なものです。誕生だって同じこと…。生まれてくる赤ちゃんって、だから、みんな泣いているのですね。生まれたくなかったって…。」


興味がある方は一度読んでみるのもいいと思いますよ。
このシリーズは全10巻で、かなり量があるので全部読むには結構時間はかかるとは思うけど、この1巻目だけでも読んでみる価値はあると思います。


以下ネタバレ注意(反転)
思ったことは天才って死なないんですね(笑)
西尾維新の「クビキリサイクル」でもそうだったけど、天才が殺された、ただし実は生きててしかも真犯人みたいなっって感じ!?
上記のすべてがFになるというのは2ビット(int型)での値のこと。
1111111111111111=65535=FFFF(2進数=10進数=16進数)
これがそろったとき自作のシステム“red magic”に仕掛けたトロイの木馬が発動し、密室が完成するという話。
値は時間(hour)のことで起動から65535時間後を意味する。
つまり約7年後・・・
そんな前からこの計画が練られていたということで。
トリックに関しても同名のファイルは上書きされる、といったパソコンにおける常識のようなものがトリックとして使われる。
うーん、確かに理系っぽい。
けど、あとがき的にはこれだけじゃないらしい。
詳しくはあとがき参照ということで。


今日の独り言
「死を恐れている人はいません。死にいたる生を恐れているのよ」