読書感想「捩れ屋敷の利鈍」・・・

いやー、さっきVシリーズ全部読み終えたけど、すっげー興奮した!!
なんかもうS&Mシリーズを読んで、Vシリーズを読んだ人ならこの気持ちはわかると思うぜ!!
もうすべての謎の答えがオンパレード!!!
ってか、しこちゃんはあの漢字読めへんかったんやね。
あー、しかもそうかー。
やっぱ黒幕はまたお前かぁ。
S&Mシリーズから通してすべての事件の裏にはいつもお前がいたもんなぁ。
あー、すげぇー。
何より伏線がすげぇー。



捩れ屋敷の利鈍 (講談社文庫)

捩れ屋敷の利鈍 (講談社文庫)

ってな感じで興奮中。
そのVシリーズの第8弾。
おそらく、一部の方がこの作品の内容から「???」ってなってる人おるだろなぁ。
S&Mシリーズで暴れまくった萌絵ちゃんが国枝先生を引き連れて再登場!!
音声のみで犀川先生も登場(小説だから音声も何も。)
対するはVシリーズ最高のロマンチスト保呂草。
エピローグでの紅子とのやり取りで何やら萌絵と紅子との間に何やらつながりが・・・
もうこれだけでテンションあがっちゃうぜ!!
そりゃあもう「引退するまで黙っておく」わなぁ!!
紅子の「萌絵には手を出さないで」発言は今思うと納得だわ。
いや、むしろ手を出して保呂草VS犀川の萌絵を掛けた争いも見たい。
まあ、保呂草が紅子に萌絵に関して永世不可侵の約束をしちゃったから実現はしないが。


作品の中身としてはちょっと変わった部屋にて起こった2つの殺人事件と以前に出てきた
エンジェル・マヌーヴァにかかわる出来事。
たまたま出くわした保呂草と萌絵+国枝が事件を解決していく。
そこに犀川が参戦して保呂草VS萌絵+犀川との構図に。
なんか本当にルパン三世でも見ているかのような印象を持ちました。
こういった展開が今後Gシリーズで見れたらうれしいなぁ。
その前に四季シリーズを読破だな。


お気に入りの台詞
萌「あれ?」
萌「ない」
萌「どうしよう」
国「どうしようもないと思う」
萌「盗まれたのかしら?」
国「持っていった人間が持ち主でなければね」
萌「犀川先生みたい」


萌「わかった」
国「何が?」
萌「あの密室」
萌「そうか…、そうだったんだ。犀川先生に電話しなくちゃ!」
国「さっきかけてなかった?」
萌「だいぶまえです。もう五時間くらいまえ」


保「五回だ」
萌「誤解かどうか、もうすぐわかります」
保「いや、違う」
保「今のが誤解だ」


今日の独り言
「日付も変わったということで。
 みっくん、ハッピーバースデイ!!!」