読書感想「DDD1-3」

1巻の最終章、3章は”formal hunt.”
自分としては最高に盛り上がる人間最強VS悪魔憑き最強のバトルシーンが書かれているところです。

所在がカナタに襲われて片腕を失ったこの事件を回想する話なのですが、同時進行で回想話の裏ボスであった朋里捕縛を敢行するトマトちゃんのシーンも書かれています。

とりあえず、この話を読むと悪魔憑きの中でトマトちゃんに勝てるものがいるのだろうかと思うくらいの手際のよさと実力を備えているのがよくわかります。

トマトちゃんVSカナタの戦闘シーンは読んでてドキドキしました。というか恐かったです。
イメージで言えば人間最強のクリリンを超えた人間が現れた感じです。
タンスが飛んできてもオーディオが飛んできても防ぎ、何発もの弾が的確にヒットしていきます。
実力的にはカナタが圧倒しているのに状況的にはトマトちゃんの圧勝・・・
むしろトマトちゃんが真の悪魔憑きなのでは・・・って感じです。
そして最終的には・・・お兄ちゃんのバット一撃に沈むという結果となったのですが、これでアリカが所在を狙う理由とするのはいまいちパッとしないので、ほかの理由があると思われます。
でなければ戦闘前の所在の片腕を食べた!?理由がつきません。
両親殺害はアリカで決まりなのかな?そこが微妙なところだなぁ。
最後のところでトマトちゃんが確認しているのがここの部分だと思われます。

2巻が出るのは今年中であることを祈りつつ、待つことにしましょうか。