読書感想「偽物語」・・・
今日、本屋で『十角館の殺人』(綾辻行人)と『ジョーカー&コズミック』(清涼院流水)を購入。
でも『黒猫の三角』が売ってなーい!!ショック・・・
感想を一言で言うと、濃いですね、ネタが。
相変わらずのネタトークが満載だけど、R.O.Dに始まり、ハイジ、ダイの大冒険、スラダン、シスタープリンセス、双恋、ハッピーレッスンなどなど・・・
もうネタがわからねぇよ!!
久々にアバンの使徒とか聞いたよ。
MSX2を知ってる人、同年代にいるんかね?
ストーリーは阿良々木家の最強姉妹・栂の木二中のファイヤーシスターズこと、火燐・月火の話(火燐がメイン)。
空手を学ぶ火燐は道場でどういった経緯でネリチャギ、ローリング・ソバットなどを覚えたのか、そして教えるな、そこの師範・・・
相変わらず神原は暴走気味のエロスを突っ切ってるなぁ。
そして戦場ヶ原、彼氏を監禁しておむつをはかせるな。
そんなことされて好きだと言える暦がすげぇ。
もう病んでるというか、末期ですよ?
戯言シリーズのアンサイクロペディアでも書かれた通り、だんだんハーレム化が進み、しかも作者がそれをネタにしだしたし。
アニメ化すらネタになり、なんかここまで言われたら誰かエンディングで踊らざるを得ない状況化を作り上げやがった!
個人的にはメメの一人で廃予備校にてダンスを希望!
絶対シュールだぜ?
読みやすさに加えて豊富なネタで楽しませてもらえるから2段組みでもかなり早く読めるのがこのシリーズの特徴だな。
次の巻で一応最終巻にするようで、中身は姉妹のもう一人・月火の話。
どういったラストを用意させるのやら楽しみです。
そしてアニメ化は成功させてほしい。
とりあえず誰が暦役を演じるか、そこが問題だ。
お気に入りの台詞
八「今、阿良々木さんに必要なのは……そう!秘密を持ち続ける勇気です!」
阿「おお!いいこというな!」
八「まあ勇気という言葉を加味することで前向きに誤魔化しているだけで、
本当はただの秘密なんですけどね!」
阿「ぶっちゃけた話だ!」
八「勇気と最後につければ、大抵の言葉はポジティブに置換できますよ」
千「ふ、ふぅ。この部屋、なんだか、暑いよね」
阿「暑いんなら、そこの壁に備え付けられているエアコンを入れればいいんじゃ…」
千「だ、駄目だよっ!暦お兄ちゃんはこの地球がどうなってもいいの!?」
千「地球温暖化は二酸化炭素で大変なんだよっ……
炭素が酸化されるだけでも大変なのに、それがダブルなんだよっ」
阿「そ、そうか……」
戦「大学を卒業して――大人になるのかしらね」
阿「大人」
戦「大人と子供の違いって、何かしら?」
阿「さあな。考えたこともないとは言わないが――考えてもまるで答えが出そうにない問いかけだな」
戦「私はこう思うわ
風の谷のナウシカを映画で見るのが子供、漫画で読むのが大人」
阿「真面目な口調で何言ってんだよ!」
戦「ちなみに私はもう大人」
阿「僕はまだ子供だな!」
今日の独り言
「あー、うちもまだ子供だな。中学で漫画版ナウシカ結局読まなかった・・・」