結婚してください・・・

女王の百年密室

女王の百年密室

森博嗣女王の百年密室」読破しました。
600P程度の大ボリュームで読み終えるのに苦労しましたよ。
なんかもういろんな意味で同じ人間じゃないなと痛感しました。


感想としては「人とは何か、人間とは何か」だと感じました。
人と定義するものは何か、どうあること・どうすることが人間なのか。
なかなか難しい話ですね。
森先生の小説はどれも考えさせられます。
でも毎回読んでいくごとに「本当にこの人はすごいなぁ」って痛感させられます。
個人的に“天才”というものは存在しないと思ってますが、
もしも誰が“天才”かと聞かれたら私は森先生だといいたいです。
ホントこんな人になれたらいいな。
どう生きていたらこんなにいろいろ考えられるのだろう。
そして散々ミヤコさんと話してた「四季 冬」の意味不明な部分が少し解明されました。
そこには真賀田四季の辿りついた場所があり、森先生の一つの思考が埋め込まれていたんですね。
S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズ、百年シリーズ、そしてGシリーズと
30冊以上でいろいろな物語が繋がり絡まり合っている・・・
いったいぜんたいこの人はどこまで先を読んで小説を書いているんだろう。
とりあえずもう一回「四季 冬」を読み直して頭を整理してみよう。
時間はあるんだ。
でもCCNA.com master★★も忘れずに!!


今日のひとりごと
「人の思考には無限の可能性がある、そう信じられる気持になりました。」